バルブガイドクリアランス

今回はバルブガイドクリアランスに関して
今日までに分かった事をお伝えさせて頂きます。

ローバーミニの修理書によると
ガイド内径はIN・EX共に7.14が新車時の基準値
ステム径は記載が無い為今までの
実測データになりますが
IN7.09~7.10
EX7.07~7.08

よってクリアランスは
IN0.04~0.05
EX0.07~0.08


このクリアランスを初めて知った時は正直広すぎると
感じました。
それから徐々にクリアランスを小さくしていくテストを
ステムが焼付くまで行ってきました。

このお陰で判った安全クリアランスは
残念ですがお伝えできません。
かっこよくまとめるなら企業秘密と言えば済むのですが。
実際のところ確定できない理由があるのです。
それは使用するガイドとバルブの種類がいつも決まっているわけでは
ない為です。
要は材質により熱膨張率が違うという単純な話です。

とはいっても純正のクリアランスはマージンを
大きくとっていると感じます。
日本車の場合でもR32GTRのRBエンジンは新車時のクリアランスは
かなりのマージンと取っていましてエキゾーストに関しては
0.10近くある場合も。
ターボだから多めに取っている?
いいえ。。今日ではニスモのコンプリートエンジンでは
MINIのインテーククリアランスより狭いです。

これを実現させる為に必要な大きな要素は
ガイドの材質とシートカットの精度です。

ガイドの良し悪しは見た目での判断難しいです。
でも1つ言えるとしたら
良い材料をシッカリとした製法で仕上げた物は
当然ですが原価も高いと分かりました。。しかし
仮に性能が高いチューニングヘッドを従来より
1.何倍~数倍?(例えば)長い距離を使用出来るとしたら
私は凄く良い事で結果的に得をすると思います。





これを実現する為には信頼ができる(私としては)
日本国内でガイドを作る必要がありました。

ちなみに↓こちらはなんとベリリュウム
DSC_0042 -500
ベリリュウムと言っても合金であって様々な用途により
金属の配合割合も様々です。

こちらのベリリュウム材は国内フォーミュラーレースエンジン用で
多く使われている物で、過酷な条件下で最適な強度や放熱性を
何種類ものベリリュウム合金をテストした結果得られたものです。


ちなみに当社のテスト(レース)
状況ですが
ベリリュウム+ステンレススチール
鉄ヘッドで
IN0.02
EX0.04
アルミヘッドで
IN0.02
EX0.03
まで可能になっています。(いずれもNAエンジン)


先にも書きましたがこのクリアランスをクリアする為には
精度の高いシートカットが必要になります。
最も重要な部分としてシートとガイドのセンターのズレが
限りなく0であること。この為に当社はマシニングによる
シートカットを推奨させて頂いています。

次にエキゾーストに関しましてはシート部分からの放熱が
重要になりますのでシート全周が均一に当たる事も大切。
この為にはシート面の高さが当然均一である必要があります。
これに関してもマシニング加工だからこそ出せるレベルが
ございます。
ここの加工精度が良いとシートの当たり幅を狭く出来るようになり
気密性が上がるのと、サージングのリスクも減る方向に
なります。

サージング繋がりで
ガイドクリアランスが小さいと
こちらもサージングのリスクが減ります。

このようにガイドクリアランが広いと良いことはありません。

できる限り狭い中で使用できるヘッドを仕上げたいと考えています。

写真はベリリュウムガイドになりますが、
ベリリュウムの他にリン青銅とスチール製も準備予定です。

全て日本で煉るところから製造された材料を使用します。

全ての商品が出揃うまでは少し時間がかかりそうですが
出来次第ご報告致します。


当社でヘッドオーバーホールを依頼して頂くお客様へは
当社オリジナルガイドを使用することで
耐久性の高いヘッドを目指します。








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